小ネタ その1

※ ここに掲載されている車両のカスタムに関して、あくまで管理者の個人的な趣味の範囲でのカスタムです。
ここの情報を元にカスタムすることは一切おすすめしません。
従ってここの情報を元にカスタムをして何かしらの損害を被る事がおきましても、
KZ3−Designsとしては一切の責任は持ちませんのでご了承ください。


2006年12月6日現在のマックススターのマフラーはドカティM900用テルミニョーニカーボンスリップオンの片方流用したマフラーを装着していた。

M900&M400オーナーの方ならご存じかと思うけど、スリップオンの車体への固定はバンド締めではなくてサイレンサーに付いているステーで固定される。
しかもそのステーはカーボンサイレンサーの内部からステーの固定のための穴が2所空いていてボルト止め仕様となっている。
このスリップオンを流用するに当たり、それまでの仕様は
カーボンパイプを外し、内部のボルト止めの部分を切削し、カーボンパイプのステー固定用の穴2カ所をFRPやパテなどで埋めて内張にアルミの板(0.1)を貼り付けて補強。
それを元に戻してマックス用にエキパイなどを製作して装着していた。
しばらく使っていたこのマフラーだけど、以前埋めていた穴が排圧で吹き抜けたことがあり、せっかくの本物テルミのスリップオンだったので
吹き抜けた穴をさらに補強して埋めて再び使っていました。
っが、今回エンジンがさらにパワーUPしたために限界が来て、補強で埋めていた穴までも吹き抜けてしまった。
2度目の補強にはカーボンサイレンサー本体の限界が来ていたしサイレンサー周りにもかなり ”焼き” が入っていたので別のカーボンパイプに交換することに。

今回敢えてマックススターのページにこのネタをあげないで別でページを作ったかというと
写真付きで色々やってたら結構な量になってしまったし、おまけにほかのバイクなどでも同じ方法で作業するからいっそのこと小ネタとして作ろうと・・・
この辺ネタってネットを方々探してみましたが意外と自分でサイレンサーパイプを交換するなどの情報が無い。
自分でもやってはいるけど、たまに”ど忘れ”ってのも存在するので・・・
だから自分でやった作業の記録だけでも残しておこうとページを作ったしだいです。


上の画像がテルミ流用マックススターワンオフマフラーです
真ん中のカーボンパイプはトガシエンジニアリングで売っている汎用のアルミ張り込み済みのカーボンパイプ約100パイです。
写っていないけどその他にステンレスウールとグラスウールも必要です。
そのほかに使う道具はハンドドリルとステン用のドリルの刃(5mm)リベッターとリベット(ステンの5φ)

テルミのカーボンパイプと新品のカーボンパイプで若干長さが違う。
テルミは少々加工していてパイプ長が385mm。元はもっと長かった。
新品のカーボンパイプは400mm。約15mmの長さの違いがある。
でも今回は中身のパンチングパイプがエンドパイプ部にかなり余分に被さっているので
15mm伸ばしても外れる心配がないのでそのまま新品の長さで採用。

パンチングパイプとエンドのつなぎ目が重なっていないとさすがにやばいので、
そのときはカーボンパイプを若干カットしパンチングとエンドが重なるような方向で調節すれば問題なく取り付けることは出来る。
埋めていた穴が見事に吹き飛び中身のグラスウールのほとんど吹き飛んでいってしまい結構スカスカな内部になっていた。
おかげでセッティングが合わない合わない・・・。
音も五月蠅い五月蠅い・・・
こちらは新品のカーボンパイプ。
内側はアルミで内張されています。
以前、コマジェで使おうと考えていたヨシムラのトライオーバルマフラーのカーボンサイレンサーを所有していましたが
そちらはアルミなどは貼り付けていなかった。
強度的な問題なのでしょうか?それとも熱?どちらにせよマフラーに使うサイレンサーパイプは
アルミの内張の物がおすすめだそうです。
テルミの純正カーボンとトガシで買ったカーボンパイプの模様の違い。
テルミ純正は 「綾織り」
トガシの汎用品は 「平織り」
強度などの差はほとんど無いそうで、見た目の違いだそうです。

ちなみにトガシには 「綾織り」のカーボンパイプが業者さんの参考って事で展示?していました。
アルミの内張は無かったし売ってはいなかったようです。
始めに現在付いているテルミのカーボンパイプを取り外す作業に入ります。
リベットを打っている所にハンドドリルに5mmのステン用のドリルの刃を当て、一本一本リベットを壊していきます。
完全に貫通させる必要は無く、リベットの頭が外れてカーボンパイプを超える当たりまでドリルで削れば大丈夫です。
このテルミのスリップオンではサイレンサーエンドが単体で外れ
中身のパンチングパイプとエキパイが溶接で繋がっていました。

ちなみにこのマフラーのサイレンサー固定リベットは5mmのドリルの刃で大丈夫でした。
CRMでサイレンサーを作った時も確か5mmだったような・・・。
その他の車両用の物は解りません。
いきなり画像が飛びますが・・・
とりあえずリベットをすべて外してテルミのカーボンパイプを外したら中身の残り少ない使い切ったグラスウールを取り去り
トガシで買ったカーボンパイプをエキパイ側に仮入れし、リベット止めするための穴位置を決めて
カーボンパイプの方にも穴を開けていく。
少々ずれたけど液ガスでタップリ埋めるのでまぁ良いかと
エキパイ側で合わせた穴に今度はテールエンド側の穴位置を合わせて穴を開ける。
ここで注意する点がある。
今回のテルミのスリップオンはエキパイが若干曲がっている。
始めのテルミの画像を見て頂くと解ると思うけど
エキパイはサイレンサー部からまっすぐに付いているのではなくて、角度が付いている。
もちろんテールエンドも下に向くように角度が付いている。
ここで元のテルミのカーボンサイレンサーを見てみると
エンドとエキパイ側の各取り付けリベット穴は規則正しく平行に並んで穴が空いている事に気づく。
これを新たに取り付けるカーボンパイプにも同じように平行に穴を開けていかなければ行けない。
理由は、適当に穴を開けてしまうと、いざ完成した時、車体に取り付けようとしたら、エンド側が訳のわからない方向に
向く可能性があるからである!
この辺は気を付けよう。
一通り穴の確認とパイプの取り回しが正しいかを確認したらパンチングパイプの周りに始めはステンレスウールを巻いて
その次にグラスウールを巻いていく。
シッカリギュウギュウに巻く人もいれば普通にスルスル巻く ”俺” もいる
パイプの内部になるべく隙間が無くなるレベルまでグラスウールを巻いたらステンワイヤーやテープなどで仮固定して
まずはエキパイ側から液状ガスケットをカーボンパイプが取り付けられる部分にまんべんなく塗る
穴位置を確認しながらカーボンパイプを入れてリベットで止めていく。はみ出した液ガスは綺麗に取り省く
次にエンドパイプも同じように液ガスを塗り穴位置を見ながらパンチングパイプとカーボンパイプがシッカリ嵌るように入れて
リベットで固定。はみ出た液ガスは同じように拭き取る。

最後に液ガスがしっかり散布されていない部分に液ガスを塗って最低でも丸一日放置して液ガスを固める。
液ガスが固まったら車体に取り付けエンジンを掛け、余熱を与え、排気漏れがないか確認して完了。
私的にリベット部分などで若干排気漏れが有ってもその辺は想定内なので問題ないですが。

以上で一通りの作業の課程を簡単ですが紹介してみました。

何度も言っておきますがこの一連の作業は私の個人的なメンテナンス作業です

ご自分で作業する場合は ”自己責任” で行って下さい。苦情などは一切受け付けませんし責任は負いかねます


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